最強の油!? MCTオイル
皆さんこんにちは！
トレーナーの宮坂です。
最近はとても暖かく、色々なところで梅が咲いてきましたね。
暖かくなったと同時にボディメイクの季節も本格的になってきます！
今年の夏は去年一昨年に比べて海や川など夏を満喫する方が増えてきそうですね。
さて、今回はボディメイクに大切な要素となってくる『油』。
その中でも最強の油として話題の『MCTオイル』についてご紹介します。
①MCTオイルとは？ ー普通のオイルとはどう違う？ー
MCTオイルとは『Medium Chain Triglyceride』の略称で『中鎖脂肪酸100％』の油のことを言います。
普段の一般的な油に含まれる長鎖脂肪酸（お肉や魚・オリーブオイル等の油）と比べて4倍も早くエネルギーとして使われ、脂肪として蓄積されにくいという特徴を持っています。
エネルギーとして早く使われることから『低糖質ダイエット』でも取り入れることが多いかと思います。
脂肪が燃焼される際にできる『ケトン体』というものをエネルギーとして使う為、ケトン体を効率よく生成するためにこちらの油をサラダやスープ等に入れて摂取することが多いです。
中鎖脂肪酸が多く含まれる油と言うとココナッツオイルやパームオイルなどがあります。ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は60%、残りの40%は長鎖脂肪酸で構成されています。
MCTオイルはココナッツやパームに含まれている中鎖脂肪酸のみを精製しているので100%中鎖脂肪酸という事になのです。
②気になる味と匂いは？ ーどう使うのがベストかー
ココナッツオイルなどの独特の香りや味が苦手という方もいますよね。なんとMCTオイルは無味無臭なのです。
その為サラダは勿論、スープなどの汁物やブラックコーヒーに混ぜて摂取できます。
特にブラックコーヒーはカフェインが含まれており脂肪の分解効果もある為、MCTオイルを入れて飲めば脂肪燃焼をより高めてくれる効果が期待できるためオススメの摂取方法です。
ブラックコーヒーが苦手という方は、緑茶もカフェインを多く含んでいるので緑茶に入れて摂取するというのもオススメです。
食事で使いたいという場合でしたら、香辛料系の物にはカプサイシンが含まれているのでカプサイシン＋MCTというパターンもオススメです。
※沸点が160℃と低いため通常の食用油のように、直火での加熱調理をしますと激しく泡立ち発煙が生じてしまう危険があります。加熱調理に使用するというよりは飲み物・料理にかけたり混ぜたりして使いましょう。
③糖質制限でなくてもMCTオイルは摂っても大丈夫？
前述にもあるようにケトン体の生成が効率よく行えるため、低糖質ダイエットでの摂取がほとんどだと思いますが、しっかり決められたカロリーの範囲であれば低糖質ダイエットに限らず様々な食事コントロールに使うことができます。
MCTオイルは脂肪として蓄積されにくくエネルギーとして使われやすい観点から、ローファットダイエット（低脂質）にも応用可能です。
低脂質とはいえ、ある程度の脂質は必要なので必要量に応じてMCTオイルを摂取するのは良いと思います。（今回の私の減量でもお米に入れて一緒に炊きました。）
また、ダイエットだけでなく運動時の持久力UPにも効果的とされています。MCTオイルを継続的に摂取するとケトン体の生成を促し脂質代謝が向上した結果、筋肉の持久力がアップすると言われています。ケトン体のエネルギー効率は、なんと糖質の1.25倍とも言われているのです。
持久力の求められるスポーツ（マラソンやサッカーなど）をしている方はパフォーマンス向上に役立つかも知れませんね。（以前サッカー日本代表の長友選手も持久力アップのためにMCTオイルを摂取していたようです）
さらに肌トラブル解消に役立つ事や脳のエネルギーにもなる為、認知症の予防にも効果的と言えますね。普段の生活面にもプラスとなると積極的に摂取していきたいですね。
以前は取り扱っているお店が少ない印象でしたが、今ではスーパーでも普通に見かけるようになったMCTオイル。オススメのMCTオイルは『仙台勝山館MCTオイル』です。
こちらのMCTオイルは添加物不使用で消化吸収が早く、エネルギーとして使われやすいC8、C10という炭素をメインに構成されている為とてもオススメです。
ネットでしたらAmazonで購入できますし、実店舗で購入したいという方は成城石井も取り扱っていますので、これからのダイエットに生かしてみてはいかがでしょうか？
以上トレーナーの宮坂でした！
