あなたは大丈夫?熱中症を引き起こす『隠れ脱水』に注意!
こんにちは、宮坂です。
今年の夏は猛暑が続きそうですが、皆さんは『熱中症対策』は充分にできていますか?
今年は例年に比べて早くも熱中症の患者が増えており、去年の6月の1.5倍、7474人が現段階で熱中症で搬送されているようです。
実は、熱中症を引き起こす大きな原因は「隠れ脱水」なのです。
今回は『隠れ脱水』の症状とチェック、対策についてお話したいと思います。
隠れ脱水6つの症状
隠れ脱水とは体内の水分が減少し脱水症状になる手前のことを言います。そこに暑さが加わる事で熱中症となってしまいます。
隠れ脱水の症状は主に以下の6つです。
- 皮膚や唇の乾燥
- 喉の渇き
- 頭がぼーっとする
- 大量の発汗
- 集中力の低下
- 立ちくらみ
いかがでしょうか?このような経験はありませんでしたか?次に皆さんに試してみてほしい、隠れ脱水のチェックリストがあります。
4つのチェック方法
①手のひらが冷たい
顔などを触って、手が冷たいと感じませんか?
②舌が乾く
脱水状態になると唾液の量が減ります。
舌を鏡で確認してみて白くなっていませんか?
③皮膚を摘む
手の甲を摘んで放し、すぐに元の形に戻りますか?3秒以上戻らなかったら、皮膚の水分が失われている証拠です。
④親指の爪を押す
親指の爪を押してすぐに赤みが戻りますか?
爪を押すと血の流れが止まり白く見えます。放して色が戻らない場合、血中の水分が不足し、流れが悪くなっています。
隠れ脱水になりやすい方と対策
隠れ脱水になりやすい方の原因は「睡眠時間が少ない」「朝食を抜きがち」というデータがあります。
睡眠時間が少なくなる原因の多くは「夜ふかし」。特にスマホはベッドから遠ざけ、寝る直前に見ないようにする工夫が必要です。
朝食を抜いてしまう方の原因の多くは「夕食の量」。夕食の量が多く、朝食を抜いてしまうとバランスが崩れて力が出なくなり、隠れ脱水のリスクがかなり高まります。
朝食を食べるコツは「夕食の1/3を保存して、朝に回す」ことです。
また、朝に固形物が食べれない方はまずプロテインや野菜ジュースなどのドリンクから始めると効率よく栄養が摂取できるのでオススメですよ。
以上、隠れ脱水のチェック方法と対策をまとめました。
夏本番はこれからですね。今回のチェック方法を試してみて未然に熱中症を防ぎましょう!