前回のひねりに起き上がりをプラス!
1. はじめに
前回のトレーニングでは「ひねる動き」を中心に、お腹の横の筋肉をしっかり刺激しました。
今回はそこに「起き上がる動き」をプラスし、より深層の腹筋まで使っていくエクササイズです。
腹筋をしてもくびれができない、上体を起こすのが苦手…そんな方にこそ試していただきたい内容になっています。
2. エクササイズのポイント
今回のテーマは「体幹のつながり」。
ひねりに起き上がりを加えることで、表面の筋肉だけでなく、お腹の奥のインナーマッスル(腹横筋)まで自然に働かせることができます。
特に、次のような点を意識することで効果が高まります。
- 首ではなくお腹で起き上がる
- 呼吸を使ってお腹を引き締める
- 勢いをつけず、ゆっくりと動作を行う
- 無理せず、自分の可動域の中で動く
これらを守ることで、腰への負担を減らしながら、より安全かつ効果的にくびれを作ることができます。
3. 実践ステップ
ステップ①:セットポジション
仰向けに寝て、左膝を曲げます。
膝の横にボールを置き、右足はまっすぐ伸ばし、右手は前ならえの位置へ。
左手は床に置いて体を安定させましょう。
ステップ②:動作
息を吐きながら、上体をひねりつつ起き上がります。
目覚まし時計を止めるようなイメージで、右手でボールにタッチ。
タッチしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
ステップ③:回数
左右それぞれ<strong”>15回ずつ行いましょう。
動作のたびに呼吸を意識し、「お腹で動く」感覚を大切に。
4. 続けることで得られる効果
このエクササイズを継続することで、次のような変化が期待できます。
- お腹の奥から熱くなる感覚:インナーマッスルがしっかり使われている証拠。
- 体幹の安定性アップ:日常の姿勢や動作が安定し、腰痛予防にも。
- くびれの形成:外側・内側の筋肉がバランスよく働くことで自然なくびれラインを作る。
- 動きの連動性向上:ひねる+起き上がる動作で、スポーツやダンスなどにも応用しやすい体に。
5. まとめ
「前回のひねりに起き上がりをプラス!」というテーマの通り、
今回はより深いお腹の筋肉を目覚めさせるトレーニングです。
無理をせず、呼吸とお腹の意識を大切に続けることで、
“効かせたいところに効く”感覚が少しずつわかってくるはず。
ぜひ毎日の習慣に取り入れて、体の変化を感じてみてください。





