上半身のひねりの可動域を一瞬でUP
1. はじめに
上半身のひねりが固く、思うように回らない…
そんな悩みを持つ人は意外と多いものです。
今回は、上半身のひねりの可動域を“一瞬で”アップさせる方法をご紹介します。
ポイントは
- 上半身の横を伸ばすこと(側屈)
- 脇腹を活性化させること
の2つだけ。
肩こりや猫背にも効果があるので、デスクワークが多い方にもおすすめの内容です。
2. エクササイズのポイント
ポイント①
上半身の横(脇腹)をしっかり伸ばすこと 側屈の動きによって、ひねりのストッパーとなっている筋肉をゆるめ、可動性を高めます。
ポイント②
縮める側(反対の脇腹)を活性化させること
伸ばすだけではなく、正しく動かすために働かせたい筋肉を“使える状態”にすることが重要です。
この「伸ばす × 活性化」のセットが、ひねり可動域を一瞬で変えるカギになります。
3. 実践ステップ
STEP1:今のひねり可動域をチェック
- 両手を前に伸ばして合わせる
- 親指を見たまま、右にひねる
- ストッパーを感じるところまで回す
- 左も同様に確認
これが現在のあなたの“可動域の基準値”になります。
STEP2:脇腹を伸ばす(側屈)
1. 両手を胸の前でクロス
2. そのまま上半身を右へ倒す(側屈)
- 左脇腹 → 縮む
- 右脇腹 → 伸びる
3. 戻して、反対側も同様に行う
側屈は「ゆるめる × 活性化させる」を同時に行える重要な動きです。
STEP3:可動域アップのひねり
- 手を胸の前でクロス
- 右方向にひねる
- ストッパーがかかったら、そこで軽く側屈
- さらにひねれる位置に変化する
- 左も同様に行う
これを3段階で行うことで、ひねりの限界が大きく変わります。
4. 続けることで得られる効果
ひねりの可動域アップ
脇腹まわりが柔らかくなり、体幹がスムーズに回るようになります。
肩こりの改善
肩周りの筋肉の負担が減り、血流アップによって凝りが軽減。
猫背の改善
姿勢を支える体幹の回旋力が上がり、背骨の動きが自然に整う。
スポーツや日常動作の質向上
ゴルフ、テニス、野球など「ひねり動作」が必要な競技にも効果的。
深い呼吸がしやすくなる
胸郭まわりが動きやすくなり、呼吸量がアップ。
5. まとめ
上半身のひねりは、ただストレッチをするだけでは大きく変わりません。 大事なのは
- 横を緩める(側屈)
- 反対側を活性化させる
この2つをセットで行うこと。
ほんの数分でひねりやすさが実感できるため、朝のルーティンやデスクワークの合間にもぴったりです。
肩こりや猫背が気になる方も、ぜひ今日から取り入れてみてください。





